フィラリア予防・ワクチン

フィラリア予防

犬フィラリア症は、蚊が媒介する犬フィラリアという寄生虫の成虫が、犬の肺動脈や心臓に寄生して起こる病気です。 犬フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な障害が出現します。放置すれば死に至ることもある、犬にとっては重大な恐ろしい病気です。

症状

朝、夕、興奮時、運動時などノドにものがひっかかった様な咳をする、時に血の混じった咳をすることもあります。
呼吸が速くなる
安静時にも
腹水
お腹に水がたまり痩せているのに、お腹が大きくなる。
貧血
血がうすくなる。舌や歯茎の色が白い
運動不耐性
散歩をしたがらなくなる。運動中に卒倒する。
痩せてくる
食欲不振や体の様々の働きの低下のために
赤色尿
赤から紅茶色の尿をする。この時は、フィラリアが右心房から三尖弁に詰まっている。
急死
肺動脈にフィラリアが詰まって肺に血液が流れなくなる。
人への感染
まれに肺に寄生、死滅し肺炎様の症状をしめすことがあります。

予防

■ファラリア予防剤

  • 5月末~10月末頃まで月に1回予防剤を投与する。
    蚊から犬の体に感染したフィラリア子虫を早期に殺すことを繰り返して犬の心臓にフィラリアが入るのを防ぎます。
    たとえば、10月10日に蚊に刺されてフィラリア子虫が犬の体に入り、その後1ヵ月以内に予防剤を投与しない場合、その子虫は6ヵ月後には心臓で成虫になります。
    せっかく5月から9月まで飲ませた予防剤が最後の1ヵ月与えなかったことにより、無駄になってしまいます。
  • 予防剤を投与する前に血液検査が必要です。
    フィラリアが寄生しているのに、予防剤を与えると、フィラリアの子供が死に、そのことにより強いアレルギー反応を起こし、元気・食欲がなくなることがあります。まれには、ショックを起こし死亡することがあります。
    子犬では血液検査しなくとも予防剤を投与できる場合があります。獣医師に御相談ください。
    ※当院ではフィラリア血液検査時に血液による健康診断を行っています。ご利用ください。
  • ミルベマイシン、カルドッメクチュアブル、イベルメックチュアブル等はフィラリア予防だけでなく、消化管内の寄生虫(回虫・鉤虫)も駆虫します。

■ファラリア予防注射

  • 年に1回の注射をするだけで、1年間予防します。
    月1回の投与がなくなり、確実な予防が可能です。当院では冬~春にかけて注射を行っています。
    一度お問い合せの上来院して下さい。

混合ワクチン

犬混合ワクチン

犬ジステンパー
子犬や高齢犬でかかりやすい。高熱、目やに、鼻水、くしゃみ、下痢などのカゼのような症状で始まります。しばらくすると、ふるえやケイレン等の神経症状が現れます。死亡率が高く、完治してもマヒやケイレン等の後遺症が残ることもあります。
犬パルボウィルス感染症
特に子犬がかかると重い症状があらわれます。激しく吐き、悪臭のする下痢や血便をします。体力や体の水分を奪われ死亡する場合が多くあります。また、感染力も強く、恐ろしい病気です。
犬伝染性肝炎
激しい下痢、吐き気、高熱、元気消失、食欲不振、肝不全、目が白くにごる症状があらわれます。ほとんどの場合において、突然、死に至ります。
犬アデノウィルス感染症と犬パラインフルエンザ
咳、鼻水、発熱等のカゼの症状があらわれ、肺炎をおこす場合もあります。他のウィルスや細菌との混合感染にて重症化する場合もあります。
レプトスピラ症(2種 カニコーラ、イクテロヘモラジー)
感染ネズミの尿から犬にも人にもうつる人畜共通伝染病です。当然、感染犬からも人にうつります。症状は発熱、元気消失、食欲不振、震え、嘔吐、黄疸が出て、腎炎、尿毒症を併発します。
*犬は生後56日齢(8週齢)より注射できます。
*子犬のワクチンは日齢によって4週間間隔で2回~3回注射します。
*成犬でも初回注射の場合は4週間後にパルボワクチンの追加注射を行います。
*初年度以後は原則として年1回の追加注射を行い、予防効果を維持します。

猫3種混合ワクチン

猫汎白血球減少症(猫パルボ)
犬のパルボウィルスとよく似たウィルスです。白血球が極端にすくなくなる病気です。高熱、嘔吐、食欲がなくなり、下痢がはじまると、激しい脱水になります。 死亡率が高く、感染力も強い、恐ろしい病気です。
猫ウィルス性鼻気管炎
ヘルペスウィルスによる感染症です。ひどいクシャミ、咳などの呼吸器症状のほか、結膜炎をひき起こします。高熱で食欲はなくなり、鼻水と涙で顔が汚れます。 感染性も強く、完治しない場合もあります。
猫カリシウィルス性感染症
かかりはじめはクシャミ、鼻水、発熱など、猫ウィルス性鼻気管炎によく似ています。症状が進むと舌や口の中に潰瘍ができ、痛くて食欲がなくなります。また、急性の肺炎を起こして死亡することもあります。 そして感染力も強い病気です。
*猫は生後56日齢(8週齢)より注射できます。
*子猫のワクチンは4週間間隔で2~3回注射します。次の年にも追加接種します。
*その後は3年毎に追加接種していき、予防効果を持続するようにします。

ワクチン注射後の注意事項

*ワクチンを注射した後は2~3時間、動物を安静に保ち、少なくとも6時間ほど異常なことが起きないか観察してください。
異常が発生した時は当院、夜間動物病院、他の病院に連絡し、獣医師の指示にしたがってください。

狂犬病ワクチン

狂犬病ウイルスはヒトを含む全ての哺乳類に感染し、一般には感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染する。

症状:急性期には不安感、恐水症状(水などの液体の嚥下によって嚥下筋が痙攣し、強い痛みを感じるため、水を極端に恐れるようになる症状)、興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れる。また、腱反射、瞳孔反射の亢進もみられる。その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。人も犬も発症するとほぼ100%死亡する。

北海道と狂犬病ワクチンについて

【北海道新聞(2002年4月4日)より抜粋】
「狂犬病は、犬やキツネ、猫などの動物の唾液から感染するウイルス性の感染症で、人が発症すると死亡率はほぼ100%。日本では1956年以来発生していないが、ロシアを含め多くの国では発生が続いている。」
「道内の港に寄港するロシア船から犬が検疫を受けずに上陸している例があることから、道は国と協力して本年度、港周辺の(野良)犬を対象に、狂犬病の予防接種を受けているかどうかの抗体検査を行う。」
「道はこれまで、寄港するロシア船に、ロシア語のチラシやテープで犬を上陸させないよう呼びかけていたが、こうした啓発活動も強化する。ロシア船の乗務員は、寄港すると犬を放し飼いにするケースが目立ち、出航するまで犬が戻らず、置き去りにしている例もある。数年前には、放し飼いのロシアの犬に日本人がかまれる事故も起きている。」

狂犬病予防法

犬を飼い始めたら狂犬病ワクチンを注射し、市町村に登録することが、法律で決められています。また、年に1回の追加接種も義務です。

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