一般診療・高度医療
腫瘍の診断・治療
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外科
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内科
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緩和ケア
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人と同じくがん、腫瘍はわんちゃん、ねこちゃんの死因で大きな割合を占めます。
また、症状が出にくく気が付いた時には大分悪くなっていることが多いため、がんと診断されたご家族の精神的な負担は計り知れません。
当院では腫瘍認定医としての知識や経験を生かして、がんに対してどのような検査、治療を行っていくのか十分説明し相談を行って家族の皆さんとともに診療を行っていけるよう心がけております。
治療はその子たちやご家族の状況によって最適な答えはさまざまであると考えています。
外科治療
固形がんの場合、外科治療は完全に治すことのできる唯一の方法です。身体の機能や容姿をできる限り温存しつつ、手術に取り組みます。
内科治療
リンパ腫や白血病、手術後の補助等で抗がん剤治療を行っていくことも多いです。同じ癌でも、状態により方法は異なりますが、大事なのは「より良い時間をなるべく長く過ごすため」に行います。
緩和ケア
終末期に辛さをとるために行うと思われがちですが、人の場合でも癌がわかった時点から治療の一環として始めるようになってきています。気持ち悪さや痛み等、辛さをなるべく感じさせないようにしていきます。
消化器内科
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嘔吐
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下痢
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痩せる
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消化器というと胃、小腸、大腸などを思い浮かべますが、実は消化器は多くの組織からつくられています。
まずは消化管です。口から始まります。そして食道・胃・小腸・大腸を経て肛門で終わります。 これに加えて、消化腺(唾液腺・肝臓・膵臓等)と付属器(歯・胆嚢等)から構成されています。
そのため、異常が複数からみ合っていることが多く、また、血液検査や画像検査で異常が見えてこないこともあるため、注意が必要です。-
検査・治療
当院では、一般的な検査で診断がつかない場合、内視鏡検査や病理検査を行うことも多く、投薬治療や食事療法、腸内フローラの補正など、様々な治療を行っていきます。
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内視鏡検査
みなさんは「胃カメラ」をしたことがありますか?
鼻や口から細長い機械を入れて胃の中を観察する内視鏡検査…ですが、ワンちゃんやネコちゃんでもこの内視鏡検査を行う事ができます。ヒトと違って全身麻酔が必要ですが、食道や胃、小腸、お尻のほうから機械を入れれば大腸の中まで観察が出来ます。
さらに、粘膜の細胞を採取して炎症や潰瘍、ポリープ、癌の診断が可能です。
普段から吐きやすい、下痢が止まらない、血液検査や超音波検査で異常が見つかった…など、内視鏡検査が適応となる場合は様々です。
愛犬・愛猫の子に気になる症状があればご相談下さい。
避妊手術・去勢手術(なるべく痛みの少ない手術)
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当院では、より動物にやさしい医療を行うため、避妊や去勢手術では皮膚の縫合に美容整形などで使用されている埋没法を行っています。
皮膚の下で溶ける糸を使用するため、抜糸の必要がなくエリザベスカラーを付けてもらう必要もほとんどありません。また、術後は包帯の代わりの洋服を着用する場合がございます。
また、手術前後の鎮痛も積極的に行い、なるべく『痛くない』手術を目指しています。
導入してからは従来の方法もある中で、ほぼすべての方がこちらの方法を選んでいらっしゃるようです。
症例により様々ですが、一般外科、軟部外科、腫瘍外科でも同様の方法を選ぶこともできます。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。